腕十字入門 — 肘関節技の原理とよくあるミス
初心者が最初に習う万能のサブミッション。腰の位置が9割を決める腕十字の原理、マウントやガードから出る場面、ゆっくりかけるマナーまで。
腕十字(アームバー、肘の関節技)は、柔術の初心者が最初に習うサブミッションの一つだ。相手の腕を伸ばして肘関節を圧迫する技で、どこからでも出る万能技だから、基本の原理は必ず知っておこう。
原理
相手の腕を自分の両脚の間に挟み、腰を肘のほうにぴったりつけてから、手首を上に持ち上げる。すると肘が伸びる方向に圧迫されてタップが出る。大事なのは力ではなく腰の位置だ。
どこから出る?
- マウントで相手が押し返してきたとき
- クローズドガードから
- バックで相手が防御したときの変形として
初心者によくあるミス
- 腰が遠い:肘から腰が離れていると絶対に伸びない。ぴったりつけよう。
- 脚がゆるい:脚で相手の胸と頭を押さえて、起き上がれないようにする必要がある。
- 急いで引く:ゆっくり。速く極めると相手がケガをするし、自分もポジションを失う。
関節技はゆっくり
スパーリングで腕十字をかけるときは、絶対に一気に引かないこと。相手にタップする時間を与えよう。コントロールしながらゆっくり、それが上級者のマナーだ。
腕十字サブミッション関節技テクニック