キムラ入門 — どこからでも出る肩関節技
ガード・サイド・ハーフ・スタンディングで使える万能技。フィギュアフォーグリップの原理、名前の由来、グリップや角度のよくあるミス、そして肩はゆっくりかけるマナー。
キムラは肩の関節技で、ガード、サイド、ハーフ、スタンディングとほぼどこからでも出る万能技だ。名前は1951年にエリオ・グレイシーを破った日本の柔道家、木村政彦に由来する。グリップを一度覚えれば一生使える。
原理
相手の手首をつかみ、もう片方の腕を相手の腕の下に通して自分の手首をつかむ(フィギュアフォーグリップ)。その状態で相手の腕を背中のほうへ回すと、肩が極まってタップが出る。力ではなくてこ(グリップ+回転)でかける技だ。
どこから出る?
- クローズド/オープンガードで相手が手をついたとき
- サイドコントロールから
- ハーフガード、さらにはスタンディングからも
よくあるミス
- グリップが弱い:フィギュアフォーをしっかりロックすること。手首を離したら終わり。
- 相手の腕が体にくっついている:相手が手を自分の帯や太ももにつけていると外せない。先に腕を引きはがそう。
- 全身を使わない:腕の力だけでなく、胴体の回転で回してこそ極まる。
肩はすぐ壊れる
キムラはゆっくりかけることが本当に大事。一気に回すと相手の肩が脱臼する。コントロールしながら少しずつ、タップする時間を与えよう。
出典:Sherdog, The Birth of the Kimura(1951年の木村政彦対エリオ・グレイシー戦)
キムラ肩関節技サブミッションテクニック