練習ガイド · 2026-06-30 · ROLLER 編集部

キムラ入門 — どこからでも出る肩関節技

ガード・サイド・ハーフ・スタンディングで使える万能技。フィギュアフォーグリップの原理、名前の由来、グリップや角度のよくあるミス、そして肩はゆっくりかけるマナー。

キムラは肩の関節技で、ガード、サイド、ハーフ、スタンディングとほぼどこからでも出る万能技だ。名前は1951年にエリオ・グレイシーを破った日本の柔道家、木村政彦に由来する。グリップを一度覚えれば一生使える。

原理

相手の手首をつかみ、もう片方の腕を相手の腕の下に通して自分の手首をつかむ(フィギュアフォーグリップ)。その状態で相手の腕を背中のほうへ回すと、肩が極まってタップが出る。力ではなくてこ(グリップ+回転)でかける技だ。

どこから出る?

  • クローズド/オープンガードで相手が手をついたとき
  • サイドコントロールから
  • ハーフガード、さらにはスタンディングからも

よくあるミス

  • グリップが弱い:フィギュアフォーをしっかりロックすること。手首を離したら終わり。
  • 相手の腕が体にくっついている:相手が手を自分の帯や太ももにつけていると外せない。先に腕を引きはがそう。
  • 全身を使わない:腕の力だけでなく、胴体の回転で回してこそ極まる。
肩はすぐ壊れる

キムラはゆっくりかけることが本当に大事。一気に回すと相手の肩が脱臼する。コントロールしながら少しずつ、タップする時間を与えよう。

出典:Sherdog, The Birth of the Kimura(1951年の木村政彦対エリオ・グレイシー戦)

キムラ肩関節技サブミッションテクニック