大会ルール · 2026-05-17 · ROLLER 編集部

3人戦完全ガイド — 3人部門の標準的な運営方法

ちょうど3人のときに使うミニ・ラウンドロビン。A-B-Cの試合順・勝ち点制・三すくみの同率処理・30〜40分の運営、そしてIBJJFの3人ブラケット方式まで。

参加者がちょうど3人のときに使う特殊な方式。ラウンドロビンのミニ版で、勝ち点制で順位を決めます。(ちなみにIBJJFのルールブックでは、3人の部門をリーグ戦ではなく、第1試合の勝者が決勝に直行し、敗者が3人目の選手と対戦する変形シングルで運営しています。)「3人部門」の運営方法です。

出典:IBJJF Rule Book(3人ブラケットの規定)

1. 3人戦とは?

3人の部門をそのままシングルエリミネーションで組むと、4枠のうち1つがバイになります(→ 不公平)。ラウンドロビンを適用して各自2試合ずつ、計3試合で1〜3位をすべて決めます。

2. 試合の構成

3人をA、B、Cとすると:

  • 第1試合: A vs B
  • 第2試合: B vs C
  • 第3試合: A vs C

各選手が2試合ずつ — 計3試合で終了。所要時間は約30〜40分。

3. 順位の決定(勝ち点制)

順位決定の基準(公式の基準がないため大会が決めます — 以下はROLLER基準):

  1. ① 総勝利数
  2. ② 勝ち点(SUB 3、PTS 2、ADV 1)
  3. ③ 直接対決(同率グループ内での優位)
  4. ④ 試合ポイント/アドバンテージ/ペナルティ

4. よくある3つのパターン

パターン結果順位
圧倒的な優勝AがB・Cの両方に勝利A=2勝で1位、B・Cは直接対決で決定
三すくみA>B, B>C, C>A勝利数・勝ち点がすべて同率 → 試合ポイントで決定
連鎖勝利A>B, B>C, A>CA 2勝1位、B 1勝2位、C 0勝3位(最もすっきり)

5. メリット(Pros)

  • コスパ — 各自2試合を保証。シングルのバイの後に1試合で終わるような悔しさがない。
  • 時間効率 — 3試合で1〜3位をすべて決定。30〜40分以内に終了。
  • 公平性 — すべての選手と対戦。運の要素ゼロ。

6. デメリット(Cons)

  • 三すくみの同率処理 — A→B→C→Aのようなじゃんけんパターンが起きるとポイント勝負になる。すっきりしない。
  • 最終戦が無意味に — Aが最初の2試合を両方勝つと、最後のB vs Cは1位の決定には無関係(2・3位の決定のみ)。

7. 運営のコツ(主催者)

  • 同じ選手の連戦は禁止 — A-B、B-C、A-Cの順だとBが2試合連続 → 休憩不足。A-B、A-C、B-Cの順の方がバランスが良い。
  • 同率処理を申し込み時に案内 — 勝ち点制+直接対決を明示。
  • 予想時間40分 — 6分の試合×3+インターバル+表彰=約40分。

8. 4人以上なら?

4人=ラウンドロビン(6試合)またはシングルの準決勝から(3試合)。時間に余裕があればラウンドロビン、素早く進めたいならシングル。5〜6人もラウンドロビンがおすすめ。7人以上はシングルで。

9. 結論

3人戦は「3人部門の標準的な答え」。ラウンドロビンのミニ版ですが、時間が短く運営負担が少ない。主催者は同率処理のルールを事前に決めておきましょう。

ROLLERは3人戦を自動認識

トーナメント方式が「自動」なら、部門の人数が3人のときに3人戦でトーナメント表を作ります。勝ち点・直接対決を自動計算。マットの割り当ても自動。

3人戦トーナメント表勝ち点少人数部門