3人戦完全ガイド — 3人部門の標準的な運営方法
ちょうど3人のときに使うミニ・ラウンドロビン。A-B-Cの試合順・勝ち点制・三すくみの同率処理・30〜40分の運営、そしてIBJJFの3人ブラケット方式まで。
参加者がちょうど3人のときに使う特殊な方式。ラウンドロビンのミニ版で、勝ち点制で順位を決めます。(ちなみにIBJJFのルールブックでは、3人の部門をリーグ戦ではなく、第1試合の勝者が決勝に直行し、敗者が3人目の選手と対戦する変形シングルで運営しています。)「3人部門」の運営方法です。
出典:IBJJF Rule Book(3人ブラケットの規定)
1. 3人戦とは?
3人の部門をそのままシングルエリミネーションで組むと、4枠のうち1つがバイになります(→ 不公平)。ラウンドロビンを適用して各自2試合ずつ、計3試合で1〜3位をすべて決めます。
2. 試合の構成
3人をA、B、Cとすると:
- 第1試合: A vs B
- 第2試合: B vs C
- 第3試合: A vs C
各選手が2試合ずつ — 計3試合で終了。所要時間は約30〜40分。
3. 順位の決定(勝ち点制)
順位決定の基準(公式の基準がないため大会が決めます — 以下はROLLER基準):
- ① 総勝利数
- ② 勝ち点(SUB 3、PTS 2、ADV 1)
- ③ 直接対決(同率グループ内での優位)
- ④ 試合ポイント/アドバンテージ/ペナルティ
4. よくある3つのパターン
| パターン | 結果 | 順位 |
|---|---|---|
| 圧倒的な優勝 | AがB・Cの両方に勝利 | A=2勝で1位、B・Cは直接対決で決定 |
| 三すくみ | A>B, B>C, C>A | 勝利数・勝ち点がすべて同率 → 試合ポイントで決定 |
| 連鎖勝利 | A>B, B>C, A>C | A 2勝1位、B 1勝2位、C 0勝3位(最もすっきり) |
5. メリット(Pros)
- コスパ — 各自2試合を保証。シングルのバイの後に1試合で終わるような悔しさがない。
- 時間効率 — 3試合で1〜3位をすべて決定。30〜40分以内に終了。
- 公平性 — すべての選手と対戦。運の要素ゼロ。
6. デメリット(Cons)
- 三すくみの同率処理 — A→B→C→Aのようなじゃんけんパターンが起きるとポイント勝負になる。すっきりしない。
- 最終戦が無意味に — Aが最初の2試合を両方勝つと、最後のB vs Cは1位の決定には無関係(2・3位の決定のみ)。
7. 運営のコツ(主催者)
- 同じ選手の連戦は禁止 — A-B、B-C、A-Cの順だとBが2試合連続 → 休憩不足。A-B、A-C、B-Cの順の方がバランスが良い。
- 同率処理を申し込み時に案内 — 勝ち点制+直接対決を明示。
- 予想時間40分 — 6分の試合×3+インターバル+表彰=約40分。
8. 4人以上なら?
4人=ラウンドロビン(6試合)またはシングルの準決勝から(3試合)。時間に余裕があればラウンドロビン、素早く進めたいならシングル。5〜6人もラウンドロビンがおすすめ。7人以上はシングルで。
9. 結論
3人戦は「3人部門の標準的な答え」。ラウンドロビンのミニ版ですが、時間が短く運営負担が少ない。主催者は同率処理のルールを事前に決めておきましょう。
ROLLERは3人戦を自動認識
トーナメント方式が「自動」なら、部門の人数が3人のときに3人戦でトーナメント表を作ります。勝ち点・直接対決を自動計算。マットの割り当ても自動。
3人戦トーナメント表勝ち点少人数部門