柔術選手のための栄養・食事ガイド——練習前後に何を食べるべきか
練習前後の食事、試合当日の食事、体重調整まで、柔術に合わせた栄養戦略を紹介します。
柔術は運動強度が高く、接触の多いスポーツです。正しい栄養摂取は、練習のパフォーマンス、回復、階級の調整のすべてに影響します。柔術選手のための実用的な食事ガイドです。
練習前の食事(1〜2時間前)
消化しやすい炭水化物を中心に、食べすぎは禁物です。練習中に胃が重いと、うまく動けません。
- バナナ1〜2本+豆乳
- さつまいも100g+鶏むね肉
- オートミール+フルーツ
練習後の食事(30分〜1時間以内)
筋肉の回復のために、練習後の食事にタンパク質を入れましょう。国際スポーツ栄養学会(ISSN)は、1食あたり体重1kgにつき約0.25g(20〜40g)のタンパク質を推奨しています。
- 鶏むね肉+玄米+野菜
- プロテインシェイク+フルーツ
- 卵+全粒粉パン
試合当日の食事
IBJJF方式の大会では、初戦の直前に道着を着て計量し、通過したらすぐに試合に入ります。計量後に回復する時間がないので、そもそも無理な減量をせずに階級に合わせてくるのが正解です。
- 朝:消化のよい軽い炭水化物(バナナ・トースト)+水を少しずつ
- 待機中:計量通過に支障のない範囲で、水・スポーツドリンクで水分を保つ
- 試合の合間:バナナなどの軽い間食+水分補給
減量時の注意点
大会2週間前から体重を少しずつ調整し、当日の水分制限は最小限にしましょう。アメリカスポーツ医学会(ACSM)は、運動中の水分損失を体重の2%未満に抑えるよう勧めています——脱水で体重を落とすのはその正反対です。
出典:ISSN Position Stand: Protein and Exercise (2017) · ACSM Position Stand: Exercise and Fluid Replacement (2007) · IBJJF Rule Book(計量規定)
水分補給がカギ
汗で失う水分が体重の2%を超えないように——練習中・練習後に十分な水分を摂る習慣をつけましょう。
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