健康・コンディション · 2026-07-16 · ROLLER 編集部

柔術の指ケア — グリップで傷む指を守る方法

道着柔術の職業病、指の痛み。なぜ痛むのか、テーピングの基本、グリップの癖の直し方、休むべきサインまで — 10年転がりたいなら、まず指を大事にしよう。

道着の柔術を何か月か続けると、ある朝、指が伸びなくなる。関節は太くなり、ドアノブを回すのも痛い。道着グリップの職業病だ — ケアすれば確実に軽くなるし、放っておけば一生続く。 10年転がりたいなら、まず指を大事にしよう。

なぜこんなに痛いのか

指の関節や腱は、もともと道着の生地を全力で握りしめるように設計された部位じゃない。特にスパイダーガードのように袖グリップに体重がかかるポジションでは、指の腱に真正面から負荷がかかる。相手がグリップを切ろうと一気に振りほどくときに耐える瞬間がいちばん危ない。痛いのは「当然の通過儀礼」とよく言われるけど、半分は本当で半分は怠慢だ。

指を守る4つの習慣

  • 「死んでも離さない」で握らない。 切られる直前まで粘るのが指をすり減らす主犯。持っていかれそうなら離して握り直そう。グリップは消耗品のように使ってこそ指が残る。
  • ポケットグリップに注意。 袖口に指先だけ引っかけるグリップは、引っかかったままねじられると一発でケガをする。生地を手のひらまで深く巻き込んで握るほうが安全。
  • 練習後に指のストレッチを1分。 指を後ろに反らす、グーを握ってパッと開くを10回。地味に見えても積み重なると違う。
  • 痛む指はテーピング。 関節の上下を巻いて隣の指と一緒に固定する(バディテーピング)か、X字で関節を支える。テープは薬局のスポーツテープ9〜12mmがちょうどいい。

休むべきサイン

朝のこわばりが午前中ずっと続く、特定の関節が腫れて熱を持つ、グリップを握った瞬間にビリッとくる — それは疲れじゃなく損傷が進行中だ。その指は2〜3週間グリップ禁止(ノーギクラスに切り替えれば練習は続けられる)にして、それでも続くなら病院へ。「我慢して転がる」の結末は一生曲がった指だ。

ノーギという選択肢

指が限界だと思う週はノーギの比率を増やしてみよう。生地のグリップがないから、指を休ませながら練習は続けられる。ノーギ装備ガイド参照。

ケガ全般の予防と回復はケガ予防ガイドとケガからの回復ガイドにまとめてある。指が太くなるのは仕方なくても、痛みはどうにかできる。

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