夏の柔術サバイバル術 — 汗・におい・衛生を完全対策
夏の道場はミストサウナ。白癬を防ぐ衛生の三本柱、道着のにおいを元から断つ方法、水分・電解質の補給、夏のバッグ チェックリストまで — 真夏も休まず転がる方法。
真夏の道場に入ればすぐわかる。ドアを開けた瞬間にむわっと来るあの湿気 — 夏の道場はほぼミストサウナだ。でも暑いからと1か月休むとリズムが崩れて、9月に戻るのが倍しんどくなる。夏も休まず転がり続ける方法を、衛生から水分補給までまとめておく。
衛生の三本柱 — 夏は選択じゃなく義務
白癬・とびひのような皮膚病は、肌が触れ合う競技だからマットでうつりやすい。一人かかれば道場全体に広がりやすい。この3つだけは守ってほしい:
- 練習後はすぐシャワー。 家に帰ってから洗う? 夏は道場でシャワーを浴びて帰るのが正解。
- 道着とラッシュガードは毎回必ず洗濯。 「もう一回着ちゃえ」が白癬への近道。夏は例外なし。
- 爪は短く、傷はふさぐ。 擦り傷は感染の入口だ。絆創膏やテーピングでふさいでから転がろう。
道着のにおい — 元から断つのが正解
夏の道着のにおいは、洗濯を後回しにすることで生まれる。濡れた道着をバッグに入れたまま一晩寝かせると、そこで染みついたにおいは後で洗ってもなかなか取れない。帰ったらすぐ洗濯機へ、回せないなら最低でもバッグから出して干しておこう。すでに酸っぱいにおいが染みた道着は、冷水に酢をカップ1杯入れて浸けてから洗うと復活する。
水分と電解質 — 水だけでは足りない
夏のクラスでは汗が大量に出るけど、汗の量は人によって大きく違う — 練習前後に体重を測れば、自分がどれだけ汗をかくかわかる。汗と一緒に電解質も抜ける。練習前から飲み始めて、クラスの合間にこまめに飲もう。2時間以上転がる日は、スポーツドリンクや電解質パウダーを持っていくと明らかに違う。スパー中にめまいや冷や汗が出たらすぐ抜けて休むこと — 夏の脱水はシャレにならない。
夏はノーギが最高
夏の道着の上衣はほぼサウナスーツだ。道場にノーギクラスがあるなら、夏はノーギの比率を増やすのも手。ラッシュガードは汗の抜けも速いし洗濯も楽だ。何を着ればいいかわからなければノーギ装備ガイドを参考に。
- 予備のラッシュガード/Tシャツ1枚 — 濡れたまま帰宅は禁止
- 水1.5〜2L+スポーツドリンク(長く練習する日)
- シャワー用品+タオル — 道場で洗ってから帰る
- 濡れた服を分けるビニール/防水ポーチ — バッグのにおい防止
- 夏限定ではないけど:マウスガードは一年中
道着を長持ちさせる洗濯・手入れのルーティンは道着の洗濯・手入れ記事に詳しく書いてあるし、練習頻度に悩んでいるなら週に何回がちょうどいい?も一緒に読んでほしい。暑さを言い訳に休んだ瞬間、9月の自分が苦労する — 夏に転がった人が秋の大会を制する。
出典:NATA Position Statement: Skin Diseases(皮膚感染の予防) · ACSM Position Stand: Exercise and Fluid Replacement(汗と水分補給)